地熱発電の仕組み

2019.05.21.Tue

地球の地下には高熱のマグマがあり、マントルなどの対流などによって、その熱が地表に伝えられます。
その熱が再生可能な地球内部のエネルギー、地熱です。

地熱発電は、地中深くにあるマグマによって熱せられた地下水の水蒸気と熱水を、
何千メートルにもなる蒸気井で取り込み、その蒸気でタービンを回して発電します。

世界初の地熱発電は1900年代初めにイタリアで作られたそうです。
日本では1966年、岩手県に最初の本格的な地熱発電所が作られました。

日本は世界有数の火山国で、日本の地熱資源量はなんと世界第3位。
環太平洋火山帯という火山の集積地帯に位置していることもあり、日本は世界有数の地熱資源国なのです。
しかし一方で日本の地熱発電は、2017年の電源構成全体の0.2%にとどまっています。

地熱発電は、
・天候に左右される太陽光発電や風力発電や、水不足になることもある水力発電に比べ、安定的に発電できる。
・CO2排出量がほぼゼロ。
・他の再エネに比べ発電コストが低い。
・電力価格が燃料市場に左右されない。
などのメリットがあります。

その一方で、探索・開発に時間がかかり開発コストが高く、
また、利用に適した地域の約8割が国立公園内にあり開発が規制されていたり、
温泉街に近いために建設しにくいという理由などで、
日本の電源構成の地熱発電の占める割合は低いのが現状のようです。